2022年12月13日
今回は建具屋で使われる特殊な木工機械をご紹介します。
状況に応じてこういった機械を使うことで、吉沢建具店も生産性を高めております。
パネルソー
パネルソーは木工機械の中でもメジャーな機械ですが、建具屋でもパネルソーが無くちゃ始まらないくらい使います。
9尺サイズなので、一般的に流通するパネルソーより大きめです。
昇降盤
昇降盤は手動(手押し)で木材をカットする、古くからあるベーシックな機械。
リップソー
リップソーは材木を自動で引き割る機械。
昇降盤に比べて生産性が格段に上がります。
ほぞ取り機
ほぞ取り機は、木材同士を繋ぐ為の加工をする機械。
こんな“ほぞ穴”に組み付けるための加工です。
こんな加工ができるカマほぞ取り機もあります。
ラジアルソー
ラジアルソーも建具屋さんの特殊な機械で、組子のための欠きを正確に刻んでくれます。
自動カンナ盤
均一かつ正確に木材の厚みを決める自動カンナ盤。
超仕上げカンナ盤
表面を綺麗にする超仕上げカンナ盤。
面取りカンナ(超仕上げ盤)
1台は材木の角を面取りして、1台は仕上げる面取りカンナ盤。
自動建具組立機
障子や襖の木組みをプレスして組み立てる機械。
とまあ色々ご紹介しましたが、こんな機械を使って障子や襖、木製扉といった建具を作っています。
たぶんウチは同じくらいの規模の建具屋さんからすると設備は多い方だと思うんですが、こういった各種機械を使って品質を保ち生産性を高めています。
建具について、お気軽にお問い合わせください。